ラグビー観戦記BLOG

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第41回木元杯全九州高等学校新人大会を見て

J SPORTSオンデマンドで見たので、準決勝からの感想だが、東福岡強いの一言。近年は成績悪くても全国ベスト4だから毎年強いのだけど、今期はちょっと違って見えた。まず、昨年度と違ってFWが強い。プロップとロックがしっかり縦に強くて、そして7番。井上選手。見た所そんなに身体大きくないんだけど、密集の中からめちゃくちゃゲインする。体幹が強いのか。

 

BKは12番。廣瀬選手。初速が速くて、コース取りもうまくて、身体が強い。思い切りもいい。何だか昨年度よりも良く見える。11番高本選手も強くて速い。高校の時の藤田選手が二人いる感じ。10番15番や控えの選手も艶があって豪華なラインだ。

 

他では、高鍋高校が良かった。FWは小さいけどよく動くし、BKはスピードがあってテンポ良いラグビーをするチーム。東相手に96失点だけど、5位決定戦では、大分一位の大分東明高校を寄せ付けず圧勝。高鍋vs佐賀工業高鍋vs長崎北陽台が見たかった。

 

悲しいのは東福岡以外の福岡県のチーム。少し前までは筑紫を筆頭に、東も接戦していたけど、最近はどこも100点近くとられてしまう。うまくなりたい中学生は、環境も良くてライバルが多くて魅力的なラグビーをする東福岡に行きたいよなぁ。仕方ない話だけど。

 

九州では敵なしだったが、全国の強豪相手にどうなるか。関東の新人大会見る限り、今年も桐蔭学園は相当強かった。関西はまだ見てないから分からないけど、大阪桐蔭はそれなりに面子も残るし、今年も強いだろう。去年の東福岡は桐蔭学園大阪桐蔭に一歩劣るなと思っていたけど、今年は期待したい。選抜が楽しみだ。